恥じかく前に印鑑のことを知っておこう!

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保証人の知識

印鑑を持つと一生に一度は必ず頼まれると言っても過言ではない事があります。保証人です。保証人というのは頼まれると断りにくいのでつい受諾してしまうことがあったりするのですが、保証人になると言うことは、同時に相当なリスクを背負うと言うことにもなってきますのです。たいした知識もないままに保証人になってしまうと一生を棒に振ってしまうと言うことにもなりかねません。ですから、どうか今保証人になろうか迷っている方がいるならば一度これを読んで、それから決めて欲しいと思います。

保証人になると言うことはまず、お金の借り主側と同等の借金を背負っていると言っても間違いはありません。最初は返せると思って借りたお金が少しのミスでうまく立ち回らなくなり、借金返済が滞ると言うことが実際によくあることなのです。では、借金が滞ってしまったらどうなるのか。・・・おわかりですね。そう、保証人の所に借金の取り立てが来るのです。保証人に借金の取り立てが来ると言うことは、事前に借り主から連絡が来ると思うのですが、保証人に連絡するのが気まずくて連絡してこないこともあります。その際、大抵の借り主は自己破産をしているので、そうなってしまったらもう保証人になってしまった人がお金を返していくしかないのです。保証人になった人がもしも借金を返済できなかったらどうなると思いますか?放棄しても良い?そんな甘いものではありません。その借金を放棄する為には、保証人も自己破産を行わなければならないのです。そうなってしまうと一生を棒に振るようなものですよね。仮に借金を返したとして、金融会社に払ったお金の請求を借り主側に行うことが出来るのですが、なんせ借り主は自己破産した身です。そんなお金、払えるわけがありません。払えるとしても自己破産の免責決定を受けて全てがチャラになった後です。そう考えると相当先の話になってしまいますよね。ですから、どちらにせよ良いことは無いのです。

いくらその人が可哀想だ、信用できる。と思ったとしても、お金の話ではまた別の話です。昨日までいい顔をしていた友人が自己破産をした瞬間に連絡が取れなくなる所謂夜逃げというのもあり得ないことではないのです。管理人も保証人ではありませんが、お金を貸してそのまま払わないで逃げられてしまったという経験があります。金の切れ目が縁の切れ目、そう言う言葉もあるこの世の中ですから、本当に何が起こるか分かりません。ですから、皆さんも借金の保証人になる際には十分に注意して下さいね。実印を友人に貸したりしてはいけないと言うのはこういう事があるからだと言うこと理解して貰えたら良いかと思います。

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